【運命】FateとDestinyの違いは?【英単語】
本記事執筆者について
本題の前に本記事の執筆者について紹介します。
執筆者紹介
- 名古屋の英会話・国際交流サークルEnglishコーチンの主催者
- 製造業サラリーマン
- 英検1級、TOEIC950所持
英単語を勉強していると意味が同じものが結構あります。今回はFateとDestinyについてシェアさせていただきます。
結論から言っちゃうと、Fateはネガティブな意味、Destinyはポジティブな意味で使われることが多いです。
FateもDestinyも運命と訳されます
辞書の定義は同じです。
冒頭でも説明したように、Fateは将来起こりうるネガティブな運命という意味で使われるのに対し、Destinyはポジティブな意味で使われることが多いです。
こちらのページには違いについて以下のように解説してあります。
Fate is that which you cannot change. Destiny is that which you’re meant to do. While fate is what happens when you don’t take responsibility for your life, destiny is what happens when you commit to growing, learning, and taking chances.
訳すと以下。
Fateは自分自身で変えることができないものです。Destinyは自分自身でやろうとしていることです。Fateは自分の人生に責任を負わずに起こってしまうことですが、Destinyは自身が成長し、学び、そしてチャンスをつかむことを成し遂げたときに起こることです。
Fateは外的環境で起こってしまう、どうしようもない運命⇒ネガティブ
Destinyは自分自身の努力によって最終的に成し遂げる運命⇒ポジティブ
という意味になります。
それでは有名な映画のセリフからFateとDestinyの違いを見てみましょう。
Fateの用例
His fate is uncertain, not dangerous. The Council will decide Anakin's future.
アナキンの運命は、不確かではあるが危険ではない。議会はアナキンの将来について決めるだろう。
Star Wars Episode 1のクワイ ガン・ジンのセリフです。絶大なフォースを持つアナキンの将来を懸念する声が多い場面での、一コマ。
アナキンは圧倒的なフォースの持ち主で、ジェダイとしてトレーニングを受けるのですが、最終的に暗黒面に墜ちダースベーダーなってしまうネガティブな運命を暗示させるため、Fateが使われています。
Destinyの用例
"Your coming was heralded, and it is my destiny to prepare the world for you."
お前(ネオ)が来ることは予期されていた、そしてお前のために、この世界を準備するのが俺の運命だった
Matrix Reloadedのモーフィアスのセリフ。救世主のネオを導くのが、自分の運命だったという場面。
ネオは救世主でマトリックスを終わらせる存在。
彼は救世主であることに最初は疑問を持っていましたが、戦いを通し救世主としての能力を得ます。
なので、ポジティブな意味で運命(Destiny)が使われています。
【宣伝】「Englishコーチン名古屋で英会話」について
ここからは当サークルについての説明になります。
「Englishコーチン名古屋で英会話」は名古屋で15年以上活動を続けている英会話サークルです。
当サークルの特徴ですが、主に2つございます。
- 海外の出身の方も来られる
- 英語の記事を使ってディスカッションをする
1. 海外出身の方も来られる
名古屋は国際都市ですので海外の方が良く来られます。
アメリカ、イギリス、ニュージーランドと言った英語圏だけでなく、東南アジア、アフリカご出身の方も来られます。
2019年のラクビーワールドカップの頃は1/3以上が海外出身の方でした。
それぞれの国の言語の訛りはありますが、皆様非常に英語が上手いです。とんでもない意見が出たりして時にカオスの状態になりますが、非常にいいトレーニングになります。
2. 英語の記事を使ってディスカッションをする
当サークルでは3番に記載の通り、Japan Times, NYT, Washington Postなどの記事を読んでディスカッションを行います。
参加いただくだけで、読解力やスピーキング力の強化になるかと思います。
一例ですが、過去のディスカッションの内容を紹介します。
2019年の11月に上にある2つの記事を使ったディスカッションをしました。
1つ目の記事はAP通信で、東京オリンピックに対して批判的な記事。
2つ目の記事はイギリスの高級紙The independentの記事でロンドンオリンピックのボランティア活動について実際にボランティアをされた方が絶賛している記事です。
議論のために使われた質問は以下です。
(記事と質問は各メンバーが交代で準備しており、この時は私が準備しました。)
- Have you ever done volunteer work? What kind of volunteer have you done?
- Would you like to go to Tokyo Olympic? What kind of game would you like to watch?
- Table1 represents roles of volunteer of Tokyo Olympics. Please share your opinion about these roles.
- If you were a volunteer, what role would you want to do? And why?
- Do you want to be a volunteer of Tokyo Olympics? And Why?
- According to the recent news, applicants for Tokyo Olympics reached 85,000. Is this surprising or non-surprising for you? Why do you think that?
- From these two articles, you can understand that there are pros and cons for volunteer of Olympics. What do you think about these two articles? Do you think volunteers for the 2020 Tokyo Olympics should be paid?
このように実際の英文記事を使い、海外出身の方含めた様々な方々と議論を交わすそんな活動をしております。
ちなみに何回か来ていただいた方で、記事と質問の準備をしたいという方には、作ってもらっています。
普段から、記事を準備するというスタンスで英語の記事を読むことになるので、インプットの質が劇的に向上します。
当サークルの詳しい内容ですが以下からご覧ください。
また、活動日程等はFacebookより告知しております。
以下の「いいね」ボタンを押してもらえると、Facebookから開催通知が届くようになるのでお勧めです。