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【合格体験記】国連英検A級を名古屋で受験して会長賞を受賞した話

管理人
本日は国連英検A級の話、でも管理人の私の話ではないです。よくコーチンに来てくださる会員Kさんが、なんと国連英検A級を受験して見事合格、しかも会長賞を受賞されたんです。それではKさんよろしくお願いします。

こちらこそ、EnglishコーチンのHPにデビューできてすごく嬉しいです。よろしくお願いします。
Kさん

管理人
私もこう見えて英検1級持ちですし、国連英検の名前は聞いたことがあります。今回A級を合格されたとのことでしたが所謂英検1級と比較すると難しいのですか?

わざわざ顔に1級の証明書はらなくてもいいですよ。。。。国連英検A級の難易度ですが、実用英検1級と同程度です。ただし、国連英検は実用英検より時事問題に関する長文問題が多いです。さらに、国連知識や国連の活動に関する英作文(150語から200語)があるのが特徴ですね。
Kさん

管理人
そうなんですね。国連に関する知識かぁ。かなり勉強大変そうです。ちなみにKさんはEnglishコーチンによく来てくださってますし、チェア(お題記事選定と質問づくり)を担当していただいています。Englishコーチンの活動が資格試験に役立ったりはしましたか?

はい。資格取得には役に立ちました。国連英検はどちらかというと受験者が会話の流れを決められるため自由会話に近いんです。話すトピックが定められている実用英検とは違うんですよね。なので、自由会話ができるEnglishコーチンは参加していてためになりました。
Kさん

管理人
なるほど、ありがとうございます。コーチンは後半のディスカッションはトピックはあっても皆さん気ままに話しますから、そこがいいところですよね。特に海外の方が多いとカオスになりますし。Web記事での対談ありがとうございました。Kさんがコーチンで見せる圧倒的語彙力の秘密を知ることができ大変ためになりました。私もKさんに負けないように英語学習を頑張ります。これ以上対話形式を続けると、冗長になって読者が離れるんでここからはカチッとした文章でお願いします!

はい!(笑)
Kさん

 

国連英検とは

 

国連英検は英語力のみならず「国際協調」や「国際理解」を深める独特の資格です。

 

中学卒業レベルのE級から最上位の特A級まであります。

 

E級からB級はスキルアップレベルと言われ、一般的な英語の知識・技能が問われ、試験もリーディングとリスニングのみです。

ただしB級には100語程度の英作文があります。

 

A級・特A級はプロフェッショナルレベルと称され、英語力のみならず国連が絡む世界情勢及び国際協調に関する理解も問われます。

 

国連職員等の国際公務員を目指す方なら、特A級保有者であれば、JPO(国際機関に適切な人員を派遣するための外務省の外郭団体)の審査にて加点対象となり、メリットがあります。

 

国連英検A級とは

 

問題の形式と内容が異なるため、比較は困難ですが、国連英検A級は実用英語検定1級とほぼ同じかやや高いくらいです。

 

英字新聞や雑誌の記事を限られた時間内で理解できる、比較的高度な語句や表現を認識できる、またはあるテーマについて論理的な内容を英文で表現する、日常の身近の出来事・時事問題などに関して、国籍や文化背景を異にする人々を交えて討議する能力も要求されます。

 

国連英検A級の問題構成

1次試験

 

大問で9問あり、最後の1問は国連の活動に関する英作文問題で20点相当。残りは下記の通りです。

 

国連知識問題 10問
長文問題(動詞の活用を問う問題) 10問
長文問題(文脈に合うよう語句を並び替え) 10問
語彙問題 10問
文法間違い探し問題 10問
長文問題(空所補充または類語選択問題) 10問
長文問題(類語選択問題) 10問
長文問題(空所補充問題) 10問
英作文 1問
★①から⑧は1問1点で80点 ⑨は20点の計100点満点

2次試験

 

2次試験は10分間の面接で、ネイティブスピーカと1対1で行います。

 

面接前に、家族構成、住んでいる場所、尊敬する人物、趣味・関心ごと、愛読書等を記入する用紙が渡されます。

 

書けないところがあっても問題ありませんし、詳細に書く必要もありません。いずれも合否には関係ないようです。

 

はじめは記入した内容に関する質問から面接が始ます。徐々に国連の活動と課題とそれに対する意見が求められるようになります。

 

国連英検A級の勉強方法

1次試験

大問ごとに長文問題が多いので、速読が求められます。

 

普通に読んで7割くらい理解できる英字新聞を選んで、毎日読む習慣をつけると良いです。

 

英字新聞で、普段読むスピードよりさらに速く読むことを意識しました。

 

早く読むために、目に入る単語数を増やすことも心掛けました。

 

私の場合は、毎日ジャパンタイムズオンサンデーから大きな記事を3つくらいを選んで速読の訓練を行いました。

 

ちなみに国連英検A級を合格するには、1分間で200語は読めないと難しいかと思います。

 

英作文の最初の大問で国連知識が問われますので指定テキスト「新わかりやすい国連の活動と世界」にて理解を深めました。

 

上記指定教科書では、最新の国連活動については情報が得られないです。そこでUN Newsアプリをインストールし毎日国連の活動についてチェックしました。

 

文法問題は「グローバルエキスパートを目指す 上級時事英文法(三修社)」で勉強しました。

 

 

語彙問題は英検1級合格者であれば対策は基本的には不要です。

私の場合は、面接対策を兼ねて「グローバルエキスパートを目指す テーマ別時事英単語集」にて学習しました。

 

2次試験

面接対策として行ったことは「新わかりやすい国連の活動と世界」の熟読、日本の大手新聞社の新聞とUN Newsを毎日読んで、国際情勢と国連活動の最新情報を頭に叩き込むことです。

 

あと英会話に慣れるためオンライン英会話の「レアジョブ」を使いました。またEnglishコーチンにできる限り出席しました。

 

Englishコーチンは後半の1時間は特定のトピックに関する議論になります。初めて見聞きするトピックに対し、素早く自分の意見を分かりやすく英語で説明できるよう心掛けました。

 

国連英検A級受験体験記@名古屋

英検1級合格者で語彙の勉強をしっかりやってきた学習者であればそんなに難しくはないです。

 

ただ国連という具体的な組織が出てきて、どこがどこで何をやっているを具体的に記述・説明しなければならない難しさがありました。

 

今までの英語を勉強するから英語で世界情勢を勉強するという新しい体験をしました。

 

1次試験@サンプラザシーズンズ

 

1次試験は名古屋で受験し、会場は地下鉄東山線藤が丘駅近くの「サンプラザシーズンズ」でした。

 

試験教室に入ると、非常に狭く、受験者が相当少ないのだろうと思いました。試験開始直前でも6人しかいませんでした。

 

大阪や東京はもう少し多いかもしれません。

 

この手の試験でよくあることではありますが、参加者の皆様は、すごく賢そうに見えました。

 

試験の手ごたえは結構ありました。

 

試験実施の月末に回答速報があり、リーディングのパートで85%の正答率だったので、2次試験の準備が必要と考えました。

 

結果は試験実施から1か月後に郵送で届きます(英検みたいにインターネットで合否判定はされません)。

 

予想通り、合格することができました。2次試験は合格通知から2週間後の日曜日でした。

2次試験@名東学院

 

2次試験も名古屋で受験しました。

 

会場は地下鉄鶴舞線平針駅近くの「名東学院」という学習塾でした。

 

会場については、1次試験合格者の人数などによって変わるので、毎年同じでは無いかもしれません。

 

国連英検のために塾生の入室を禁止しているわけではなく、塾生たちが普通に自習室を使っている中で、面接の順番を待っていました。

 

英検やTOEICと異なり何かアットホームな気がしました(笑)。面接は2人だけは入れる小部屋にて行いました。

 

面接官は恐らくアメリカ人。日本人相手なので、ゆっくり目(英検1級のリスニングくらいのスピード)で話してくださり、分かりやすかったです。

 

まず面接の前に記入した、愛読書「人生最高の失敗田中耕一著」について質問がありました。

 

具体的には、本の内容について聞かれ説明しました。

 

田中さんがノーベル賞を取るきっかけになった、試験サンプルを準備するも失敗し、それでもサンプルが勿体ないから失敗したサンプルで試験を継続したことについて英語で説明しましたが、正直上手く説明しきれませんでした。

 

この質問はウォーミングアップであっため、採点対象になる「国連に活動に関する意見を述べるセクション」で挽回しようと考えました。

次のセクションでは、「1.関心のある時事問題」、「2.国連の抱える課題」、「3.常任理事国はどこか」、「4.常任理事国の拡大は可能か」、「5.国連審議方法」について聞かれました。

 

1.に関しては、緊張のせいか何を話したのか覚えていません(笑)。

2.についてですが、途上国と先進国の情報格差について国連の対応が不十分であることについて話しました。が、その課題についてディスカッションを深める感じにはならず、次の質問に進みました。

 

3.は面接官の気まぐれみたいな質問でした。私の基礎知識を試したかったのか、何なのか意図はよくわかりません。

 

4.についてですが、常任理事国拡大は難しいという立場で説明しました。国連は第二次大戦の連合国によって構成されており、日本のような枢軸国側が常任理事国になろうとしても拒否権を発動されてしまい、難しい実情について説明しました。

 

5.についてですが、面接官から国連の審議方法について質問でした。1分間の回答準備時間後に、以下のように説明しました。無難な回答だったと思います。

  • 国連加盟脱退する国の決定、予算の取り決め、経済社会理事会信託統治理事会事務局等のメンバー選出に関する決まり事は加盟国の2/3の賛成を要する
  • 上記以外のことは、多数決で決める
  • 1ヶ国は常任、非常任によらず1つの投票権を持つ

 

 

国際連合協会会長賞とは

 

冒頭にて説明いただきましたように、「国際連合協会会長賞」とをいただくことができました。

 

A級の成績優秀者に与えられる賞です。選考プロセスは分かりません(笑)。

 

本来であれば東京の某ホテルにて授賞式が開かれ、現在の日本国際連合協会会長の千玄室氏から直接賞状が渡されます。

 

しかし今は新型コロナの感染拡大防止のため、8月に賞状を郵送でいただく予定です。

 

国連英検A級合格後の英語学習について

 

今後は国内英語資格最高峰と特A級合格を目指して勉強します。

 

そのあとは資格試験からは離れて、観光通訳ボランティアをして通訳としての経験を積み、最終的には通訳のエージェントに登録できるくらいになりたいです。

 

今回は国連英検に関する記事の執筆をさせて下さりありがとうございました。

 

また本記事を最後まで読んでくださりありがとうございました。皆様の英語学習に少しでも参考になればと思います。

 

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